丸文株式会社 株式会社ケィティーエルは、
2018年10月1日に丸文株式会社に統合されました。

TI社製マイコンの選び方

技術コラム

2018年 7月27日

マイコンコラム

TI社製マイコンのデバイス選定の方法について

今、連載しているMSP430FR2433は、メーカのWebページを見ると、GPIOが19本しかないので、もう少しGPIOが欲しい、あるいは、VQFNパッケージはちょっと、ということで違うパッケージのものが欲しい場合もあります。
MSP430FR2433より、GPIOが増えてTSSOPやQFPパッケージが用意されているのがMSP430FR2033で、このMSP430FR2033にLCDコントローラが搭載されたものが、MSP430FR4133になります。
ただし、UARTは1chになり、MPY32はなくなり、RAMは半分の2kBになります。

これらのデバイスとMSP430FR2033/MSP430FR4133との比較表を下記に示します。

MSP430FR2033とMSP430FR4133との違いは、LCDコントローラの非搭載、搭載だけです。
ローンチパッドMSP-EXP430FR4133で、MSP430FR2033の開発も行えます。また、いずれのボード上のエミュレータでも、すべてのMSP430デバイスの開発が可能です。
では、豊富にあるMSP430デバイスから、用途に合ったマイコンを見つけるにはどうしたらよいでしょうか。
●MSP430デバイスの選定
ご使用用途にあうMSP430デバイスを探すために、TI社の下記サイトを使用できます。
MSP430超低消費電力マイコン

この画面の左側にあるフィルタを使用して、製品の絞り込みが行えます。


左のフィルタに、Non-volatile Memoryを64kB以下、RAMを8kB以下、UART 2ch、I2C 1chに設定してみましょう。下記の様に絞り込み結果が表示されます。

絞り込まれた48製品での絞り込みをさらに進めるために、Non-volatile Memoryをクリックすると、データの並びが、昇順になります。
右上にある ボタンを押すと、この絞り込み結果をExcelシートにしたものをダウンロードできます。
この場合、 の名前で、この結果がExcelファイルとして、お手持ちのPCにダウンロードされます。


他のところもいろいろクリックして、絞りこめたデバイスは、MSP430FR5949になりそうです。
このMSP430FR5949デバイス型名をクリックすると、下記の様にデバイスのブロックダイアグラムや、各種ページにアクセスできる画面が現れます。


絞り込んだMSP430FR5949デバイスの画面です。


●ブロック図の確認
機能図(ブロック図)部分をクリックしてから、もう一度クリックすると、下記の通り、拡大図が現れ、どのようなペリフェラルが搭載されているかを知ることができます。
この様に、TI社サイトのここから、ご要望のMSP430マイコンを簡単に選定することができ、その選定結果をExcelシートに残すこともできます。
これを利用して、用途に合ったデバイスを見つけてください。
(おしまい)


一覧に戻る

ページトップへ