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2018年10月1日に丸文株式会社に統合されました。

Code Composer Studio (CCS)V8 のインストール方法

技術コラム

2018年 9月 3日

マイコンコラム

テキサス・インスツルメンツ MCU/DSP/プロセッサ統合開発環境
Code Composer Studio (CCS) のインストール方法

みなさん、こんにちは。
CCSのインストールは、TI社MCU/DSP/プロセッサ製品群導入の第一歩になります。
いろいろご質問を受けるところでもあるので、別コラムとして紹介します。

●CCSってなに?
CCS(シーシーエス)とはTIのマイコンやプロセッサ用の開発統合環境で、ソフトウェアを開発するためのアプリケーションソフトです。
Code Composer Studio(コード・コンポーザ・スタジオ)の略でCCSです。以前は有償でしたが、現在は無償でTIのウェブサイトから入手できます。
clm_ccs_install_01_image
(出典:日本TIウェブサイト)

●myTI登録について
TIのサイトよりCCSなどのソフトウェアを入手するためには、myTI(マイティーアイ)というウェブ会員の登録が必要です。もちろんこちらも無償です。それ以外にも無償サンプルを頼んだり、いろいろなサービスを受けることができてお得です。専用サイトより登録してください。
clm_ccs_install_02_myti
(出典:日本TIウェブサイト)

myTIの登録が完了したら、CCSを次の手順でダウンロードしてください。

なお、このCCSインストールについてのビデオが、すでに当社ビデオセミナの下記ページにアップされています。
画面はV7となってますが、下記説明とあわせて、ご覧ください。

●CCSダウンロードサイト
CCSは専用のダウンロードサイトから、まずインストーラをダウンロードします。
インストーラにはオンライン版とオフライン版があります。オンライン版はダウンロードに時間がかかることと、ファイアウォール環境によってはダウンロードできない場合がありますので、使用OSに応じたオフライン版(一括ダウンロードタイプ)を選択してダウンロードしてください。
今回は2018年8月時点での最新バージョン8.1.0.00011をダウンロードします。私はWindows PCを使っているので、下記赤枠のOffline Installerを選択しました。

(出典:Texas Instrumentsウェブサイト)

●CCSのインストール
初めてCCSをインストールされる際は、下記のCCS8.1のインストールに進んでください。
すでにCCSを入れておられる方は、旧バージョンのCCSのアンインストールを行ってください。

CCS8.1のインストール
Offline InstallerのZIPファイルをダウンロードしたら、それを解凍(展開)してください。
展開したら、下記のccs_setup_8.1.0.00011.exeをダブルクリックして実行してください。


CCS Setupの初期画面です。

私のPCでは、ウィルス対策ソフトウェアをOFFにしなくとも、CCSをインストールできましたが、ウィルス対策ソフトウェアによっては、リアルタイムでファイルをスキャンする機能をOFFにしたほうがよいようです(上記の赤文字英文)。なお、このインストール後は、ON状態に戻すことをお忘れなく。

Continueボタンを押して、続行します。

CCSのライセンス契約書(License Agreement)が表示されます。

ライセンス契約書の同意は、ラジオボタン上段のI accept the terms of the license agreementをクリックして、Next>ボタンを押します。

次にCCSのインストールフォルダを設定します。


フォルダ指定は C:\ti そのままで、Next>ボタンを押してください。

次にデバイスの種類を選びます。
clm_ccs_install_08_device_select
CCSはTIのマイコンやプロセッサ製品すべてに対応することができますが、全部インストールすると時間がかかります。またPCのディスク容量も消費します。今回は例として、インストールするプロセッサの種類をMSP430にします。
MSP430 ultra-low power MCUの右横のチェックボックス □にチェックを入れて、Next>ボタンを押してください。
(他のプロセッサを使用する場合は、それらのプロセッサのチェックボックス □にチェックを入れて、Next>ボタンを押してください。)

続いて、デバッグプローブ(エミュレータ)の設定を行います。

ここはそのまま、Finishボタンを押してください。

CCSのインストールが始まります。
その際、下記画面が出ることがあります。アクセスを許可する(A)、あるいは、キャンセルを選択して先に進めてください。


セットアップ画面は下記になります。

このインストールにかかる時間は、上記のMCU/DSPのインストール数やPCの性能などにより異なります。

かなりの時間が経過しても、
   Starting Install
   Installing utilities and miscellaneous
で表示が止まっている場合は、
下記CCSv8トラブルシューティングのサイトを見て・・・、対応してくださいとなるところですが、
まだCCSv8のページが準備されていないため、下記のCCSv7トラブルシューティングのページを見てください。
clm_ccs_install_11_trouble_shooting
(出典:Texas Instruments ウェブサイト)

Chromeブラウザを使用している場合は、Google翻訳(ブラウザで右クリック→日本語に翻訳)で下記のように日本語訳されます。
clm_ccs_install_12_trouble_shooting_jp

インストールが完了すると下の画面になります。
Finishボタンを押してください。上記のチェックのままでFinishが押されると、CCSが起動するはずです。

●CCSワークスペースの設定
CCSが起動する前に、CCSワークスペースの設定画面が表示されることがあります。
白抜き部分には、ユーザ名が入っているはずです。
CCS_V8_Worksapce
この表示が出たら、Cancelボタンを押して、いったんCCSを抜けてください。(ワークスペースはあとで設定します)

●CCSの起動
それでは、CCSを起動してみましょう。
下のアイコンをダブルクリックして、CCSを起動します。
CCS V8

起動画面です。

CodeComposerStudioV8

●CCSワークスペースの作成
CCS起動後、最初に行なうのはワークスペースの作成です。
ワークスペース(Workspace)は、日本語に直訳すると『作業空間』となりますが、CCSで作業するための作業フォルダを意味します。
デフォルトでは、C:\Users\ユーザ名の下に、workspace_v8というフォルダが指定されています。

CCS_V8_Workspace

ここでは、C:\MSP430FR2433_Examples という名前でワークスペース・フォルダを作成してみます。
下のように入力して、OKボタンを押してください。
clm_ccs_install_18_ccs_ws_setting_2
下記画面がでたら、アクセスを許可する あるいはキャンセルを押して、次に進めてください


環境によっては、次に下のような画面が出るかもしれません。(出ないかもしれません)
出た場合はDeselect AllとNot Nowのボタンを押してください。
clm_ccs_install_19_ccs_ws_setting_3 

次にGetting Startedの画面が表示されます。
clm_ccs_install_20_ccs_getting_started

これで、Windows版CCSのインストール完了です。

(おしまい)

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